花咲の湯 HANASAKI SPA(ハナサキスパ)
上尾市で特に女性に人気の高い日帰り温泉施設で、埼玉新都市交通ニューシャトル原市駅から徒歩4分とアクセスが便利。他に上尾市内のコミュニティバスでも行くことができる。そんなわけで、上尾在住時には何回もやってきては、3時間以上滞在して、岩盤浴三昧していた。
同じ敷地内には、30分フィットネスの「B-line!」やカットサロンなどもある。
久々の入館。
「アジアの香り漂う天然温泉」ということで、館内も濃い茶色の木を使ってアジアンリゾートホテルを思わせるような装飾がいたるところに。
当館は、永遠という意味をもつ「蓮」をモチーフにベトナムのフランス統治時代に用いられた「フレンチコロニアル」という建築様式を取り入れ、アジアの落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
一階。
落ち着いた格調高い雰囲気だ。
突き当りは寝ころび座敷。
マットが並べられている。
そしてレストランの名前は「LOTUS CAFE」。
平日の昼間に訪れると、近隣の女性でにぎわっている。
今回私は、ランチ兼ねて訪れたので、「入浴+岩盤房+お食事」2,200円のプランにした。食事は8種類の中から選べる。さらに豪華な2,600円のプランも。
単品の食事メニューもいろいろ。
フォーや台湾ラーメンなども。
定食も充実。
居酒屋風のレストランではないが、一応こんなお酒のつまみになりそうなものも用意されている。
私が頼んだのは「油淋鶏セット」。
サラダにデザートもついてくる。
お腹もいっぱいになったところで温泉へ。
ここはなんといっても露天風呂。
白ベースの広々した中に、湯船がいくつもある。まわりには木も植えられており、よく見てみると「オリーブ」「いちじく」など実がなるものが多い。
天然温泉の湯船はふたつあり、1つは特に「熱湯」とも書いていなかったが、割と熱めのお湯。うっすら茶色い色をしている。
もう1つは源泉そのままで基本加水・加熱も濾過もしていない屋根付き湯船。沈むと胸も見えなくなるほどの黄土色の濁りだ。隣の濾過してある湯船は底までしっかり見えるので、無濾過の源泉には色々な物質が混ざっているのだろう。
ただしかなりぬるく、入ってもすぐ出てしまう人も多数。
私は長時間浸かりたい人なので、このくらいのぬるい温度の温泉はありがたい。季節によっては加熱するそう。
建物側にある湯船は高濃度炭酸泉。
テレビもあり結構混み合っていた。高濃度炭酸泉が屋外というのはちょっと珍しい気がする。他に壺湯もふたつ。
内湯には、替わり湯。
週替わりで異なるハーブや入浴剤が投入され、私が訪れた時はシクラメン湯で赤く染まっていた。毎月7日・8日は女性限定でバラ風呂が開催される。
他にぬる湯、電気風呂、そして窓際に沿って長いジェットバスなど。
サウナではロウリュが定時開催されている。
そして普段は岩盤浴スルーすることが多い自分も、ここでは必ず岩盤房を利用する。
3室7種類の岩盤浴ができる自慢の施設。
追加料金を払って岩盤浴用の館内着と下に敷くタオルをフロントで受け取れば、時間制限もなく、好きなだけ滞在できる。
どんな部屋があるかは公式サイトを見てもらえたらと思う。
ここはフロント近くにある、岩盤房利用者専用のラウンジ。マットが並べられ、テレビもある。岩盤浴の間の休憩はここで。
「彩」の部屋はもっとも一般的な岩盤浴らしいところで、広い部屋に石が敷き詰められている。4種類ありそれぞれ効果も異なるとのこと。
ちなみに入口すぐ右に貴重品ロッカーがあるので、携帯などはそこに入れておけばいいだろう。タオルなどを入れておく館内専用のビニールバッグを置く棚もあるが、よく自分のがどれだかわからなくなって困っている人を見るので、何か目印になるものを入れておくといいと思う。写真左端は、ドリンクを入れておくことができる冷蔵庫だ。
反対側に「烈」と「華」の部屋。
サウナのような「烈」、そして「華」のほうはゴロゴロした丸みを帯びた小石が敷き詰められていて、その上にタオルを敷いて横たわる。なかなか気持ちがいい。
他にクールダウンできる部屋や、専用リクライニングルーム・専用テラスなどもあるとのこと(以前はなかったので気付かず利用しそびれてしまった)。
週に3回、岩盤房専用ロビーでヨガレッスンも行われている。
別途利用料金500円が必要だが、温泉に岩盤浴にさらにヨガまで加わったら、身体たっぷりほぐれるんじゃないだろうか。
そんなわけでこの「花咲の湯」、また通い始めようかなと思う。おススメの場所です。