百観音温泉
埼玉県内で屈指の名湯と言えばここ。
埼玉県在住の知人・友人に「好きな日帰り温泉」を聞くと、ここからは遠いさいたま市内在住の人からも「百観音温泉」の名が挙がるほどだ。
久喜市にあり、JR東鷲宮駅から徒歩3分と非常に行きやすい場所。同じ敷地内には、温泉の名前の由来になっている観音堂がある。
歴史などは公式サイトに詳細に記載されている。
観音堂の前では瑞々しい野菜の直販も行われていた。
平日は800円、土日祝は850円。
時間は4時間までで、それを越えると追加料金がかかる。
土日祝は早朝6時半からオープンしているので、朝風呂にも浸かれる。
一階のお食事処。
さっそく大人気の温泉へ。
ここは「阿弥陀の湯」「菩薩の湯」があり、男女2週間のタームで交代しているそう。
この日私が入ったのは「菩薩の湯」だった。
内湯は湯船ふたつ。
露天風呂は広くて、湯船も大きい。
出てすぐのところに大きな湯船があり、それが高濃度炭酸泉プラス温泉ということで、多くの人がここに浸かっていた。ぬるめだけど長湯ができ、温め効果も高い。
左手の湯船は温泉。自噴の温泉だが、おそらく湯量が豊富なのだろう、どんどん注がれ、それが溢れて岩の間から外の床に勢いよく溢れ出ている。
階段を上がったところにも湯船。
こちらは深めの立ち湯で、温度も44度以上と高め。同じく岩の間からお湯が盛大にこぼれ、それが滝のように下に流れていく。
さらに通路を通って奥に行きびっくり。広い空間がありこちらにも大きな湯船と寝湯。アカスリ場の建物もそこにあった。
雨が降りそうな天気だったためか、日中の陽射し対策なのか、上には日よけがかかげられていた。
お湯はナトリウム塩化物強塩温泉。
ほんのり茶色くて塩分をかなり含んでおり、湯の中にはふわふわ浮遊物も。肌にも心地よく、芯からあたたまる。
常連らしい人たちも多かった。
ここは貸切風呂も5部屋ある。
どれも和室がついていて、そこで食事もできるそう。
家族で行くなら、ちょっと温泉旅行の雰囲気を楽しめていいかもしれない。高齢者を連れての家族旅行にもおすすめとのこと。
二階にはお休み処。
リクライニングチェアの部屋と、ごろ寝できる畳の部屋がある。
さらにこちらが貸切風呂。
平日だったが利用している人も多く、ほとんどが埋まっていた。
一部屋3時間まで3,300円(入館料は別途)と、利用しやすい料金。
併設の和室は5.5畳と6畳で、平日なら2人でも利用できる。
電車でも行けるので、週末のプチ旅行として訪れてみるのもいいだろう。
手軽に行ける埼玉の湯治場だ。
二階には貸切個室があり、かなり埋まってた。







































