さいたま清河寺温泉
上尾に住んでいた4年間の間に何度通ったかわからない、さいたま清河寺温泉。場所は上尾市とさいたま市の境界線に近い場所。街中からはちょっと外れており、公共交通機関で行く場合には、JR大宮駅からバスとなる。1時間に3本くらいあるので、それほど待たずに乗れると思う。
スーパー温泉的な派手さはないが、温泉旅行気分も味わえる風情ある日帰り温泉としてこのあたりでは非常に人気の場所だ。
最初にここを訪れた時かなりテンションあがったのが、この長い渡り廊下。大きな窓越しに灯りが置かれた庭が見える。
その途中にある小さな休憩室。
ソファが置いてあるが、仮眠とれるような場所ではないので、どちらかというと夫婦・カップルで来ている人が待ち合わせで使う程度。
お食事処。
実は上尾を引き払ってから3年ぶりくらいに来たのだが、以前よく通っていた時のままで懐かしい。
社員食堂風で、食券を買ってカウンターにだすシステム。
定食や丼ものなどもいろいろ。おつまみ類もそれなり種類多く、390円もしくは600円。右下の「一品料理」の食券を買い、カウンターで注文したいメニューを告げる。
お食事処からさらに渡り廊下を歩いて・・・
やっと浴室へ。
真ん中には待ち合わせ時間相談用の時計が設置されている。
ちなみにこれが館内マップ。
露天風呂もなかなか広く、露天風呂の外には竹林が広がっている。
内湯には檜風呂。
天然温泉だがさらに高濃度炭酸温泉にもなっていた。やはり今の流行りなのだろう。
肌はあっという間に細かな気泡がびっしり付着し気持ちがいい。白濁した湯の湯船やジェットバスもある。ジェットバスは深さ110cmで立ったまま入れるところも。
でもやはり清河寺温泉は露天風呂だ。
エリア内には木も植えられ、庭園風。
少しだけ高いところにある源泉あつ湯は42度でかなり熱め。
天然温泉はほんのり茶色みを帯びた湯だ。
そして源泉岩風呂。
大きな野趣あふれる岩がごろごろ配置されている。
周囲は竹林で囲まれ、夜はライトアップされた竹が風でざわざわとうごめく。真黒な夜空を背景にまるで生き物のよう。
その竹林を真正面に眺めながら湯に浸かれるのが寝湯。
ここは身体が半分以上でる浅いものだけでなく、完全に湯に浸かった状態で横たわれる深さのあるものもある。もちろん天然温泉だ。
自分のお気に入りはここの深いほうの寝湯。
風に揺れる竹林を眺めながら、どれだけでも湯に浸かっていられる気がする。至福のひと時だ。気持ち良すぎて寝てしまわないよう注意する必要があるが。
さらに「生源泉」という加熱もしていない38度くらいの湯もあり、長く入っていたいならここがいい。
サウナはタワー型でテレビもあり、横に広い。
浴室の奥にうたたね処がある。
マットが敷いてあり、段差がある。
お食事処などからも離れた場所で、静かに過ごせる。
久しぶりの清河寺温泉なので、ちょっとジュースを飲んでいくことに(バイクなのでビールはNGだった)。
以前通っていた時は、真ん中の大テーブルに座ってビールを飲みながら、天井に設置された大型テレビを見たり新聞を読んだりしていた。
家族連れで来ている人は少なく、どちらかというと二人連れや一人客が多い場所だ。
畳のテーブル席も。
カウンターもある。
館内も露天風呂も非常に風情があり、騒々しさもなくゆっくりくつろげる場所だ。
車がないと少々不便な場所ではあるが、バスを使ってでも行ってみる価値ある温泉だと思う。







































