秩父温泉 満願の湯
皆野町の渓谷にたたずむ日帰り温泉施設。
長瀞からも近いこともあり、平日にもかかわらず遠方から来ている車が多数駐車場に停められていた。紅葉ドライブ帰りなのだろう。
建物入り口には小さな日本庭園。
その向こうの山ともつながり、岩の合間には赤や黄色に染まった落葉が敷き詰められている。
建物に入ると、そこには「満願」と書かれた天然水の段ボールと、なぜかポリタンク。
近くに天然水を汲める場所があるのかな?と思いながら壁の張り紙を見てみると・・・
なんと温泉水の販売もしているとのこと。
ポリタンクは20Lのもので1,030円。これを買って源泉所までいって温泉を20L100円で購入すればいいらしい。
あれ、でもその横には20Lタンク箱詰めがお持ち帰りで1,620円ともある。
自分で汲みに行くのと、既に詰められているのに差かな?そのあたりちょっと不明なので、欲しい方はちゃんと自身で確認してほしい。
地元野菜もいろいろ。
ちょっと珍しいものもある。
そしてフロントで手続き。
フロント前のテーブルと売店。
天気がよくても、夕暮れになると気温は下がり、バイクに乗っていると身体が一気に冷える。
そんなわけでまっすぐ温泉へ。
ここはなんといっても、渓流に面した露天風呂。
内風呂から外に出てもすぐ湯船があるわけではない。石畳の通路を少し歩き、そこからさらに階段を下りてゆく。通路も階段もそして露天風呂も、すぐ右手の柵の外は崖になっていてその下は渓流だ。
露天風呂の湯船はさほど大きくはないが、まわりぐるり木々に囲まれ、見下ろせば渓流。
そして目の前には・・・
こんな紅葉と満願の滝。
ちなみにこれは、脱衣所の外のテラスから撮影したもので、露天風呂から見える景色とは角度が違います。
露天風呂の一角には温泉を飲める場所も作られている。
内風呂の大きな湯舟も天然温泉だ。
旅館の大浴場のような感じで、特にいろいろな湯船があったりするわけでもないが、外の景色を眺めながらゆっくり浸かることができる。水風呂も源泉とのこと。
大広間では・・・
舞台でカラオケもできる。
カラオケ好きの人なら、こんな大きな部屋と舞台でのびのび歌えるのは気持ちのいいものだろう。
お食事は食券式。
有料の貸切個室はまるで旅館のよう。
日帰りでも温泉旅行気分を味わえるはずだ。
こちらはカラオケ舞台なしでお食事ができる二階の大広間。
畳の部屋だが椅子・テーブル席もある。
駐車場のまわりを囲む燃えるような紅葉。
露天風呂から見る風景もきっと、春夏秋冬まったく異なる彩なのだろう。
きっと雪積もる頃や新緑の季節も美しいはず。







































