越谷天然温泉美人の湯 湯あそび広場 ゆの華
国道4号線沿いにある越谷の「ゆの華」。
さほど期待せず立ち寄ってみたら、週末ということもあるが、結構ひっきりなしに人が出入りしていて驚いた。地元の、割と年配の人が多いようで、男性一人でおふろセット持ってやってきている人の姿も。
なにやら昔ながらの銭湯を思わせる靴箱。
館内もなかなかどうして、歴史感じる作り。
フロント前ではシャンプーなどが売られている。
小さなお食事処も。
ラーメンや定食、あと一品物のおつまみも。
テーブル席の他、ちょっとだけ畳スペースもある。それほど広くはない。
そして一階のフロント裏に女湯の入り口が。
階段入り口に男湯との表示。
「おい、お前は今日は一階だって」
「あら、ほんとだわ」
そんな会話が聞こえてきたので、おそらく男女入れ替え制なのだろう。
脱衣所のロッカーもやはり少々古めかしく、浴室内に入っても「昔ながらの温泉施設」という感じ。
ただ浴槽種類の豊富さにはびっくりした。
内湯は様々なジェットバス系の湯船多数。
深い立ったまま入れるところもあり、湯船の中は階段が作られているところも。
そして露天風呂は岩風呂の中に黒湯。
大きな岩がたくさん使われており、一角には竹も植えられている。源泉の岩風呂が少し高いところに作られており、そこから階段状のところを湯が下りながら大きな湯船に流れ込む。なかなか凝った作りだ。
お湯は膝くらいから下が見えないほど濃い色で、入ってすぐ肌がつるんとする感触を味わえる。
薬草湯もあり、加温していないぬるい生源泉の湯船も。
露天風呂の一角には、強力すぎるジェットバスがある小さな建物もあった。
サウナは塩サウナとタワーサウナ。
古い施設にもかかわらず、温泉感を楽しめる湯と露天風呂の魅力などが支持され常連さんで賑わっているのかもしれない。
そんな日帰り温泉施設だった。