野天湯元・湯快爽快『湯けむり横丁』みさと
埼玉県の南東部・三郷市にある「湯けむり横丁みさと」。
三郷ジャンクションからもすぐの場所なので、車で行くなら首都高・外環自動車道も使え東京からも行きやすい場所だと思う。
日帰り温泉「湯快爽快」は、神奈川・千葉・埼玉に現在7店舗を展開しており、埼玉ではここ三郷と大宮の2店舗。私は他店舗含めここが初めてなのだが、昭和初期のレトロな街並みを再現した館内は、アミューズメントパーク的楽しさもある。
まずは受付。
館内はこんな感じ。
メインホールは昭和初期の街並みを模しており、「ダンスホール」たばこ」などの看板やネオンサインが。
一階は全域がお食事処になっているのだが、テーブル席はそれぞれブースに仕切られている。
お食事処の一角には足湯も。
温泉入って食事して、食後にまたゆったり足湯しながらおしゃべりなんていう流れだろうか。
ブースのテーブル席以外にこんなカウンター席もあるので、お一人様でも気兼ねなく風呂上がりの一杯ができる。
ファミレス的なメニュー。
こんな一角も。
鉄板焼きもできるテーブルになっている。
リラクゼーションの部屋では、整体や足底ケア、ヘッドケア、さらにタイ古式療法なども受けられる。
二階にあがってお食事処を見下ろすとこんな感じ。
周囲の建物や看板なども、よく見るととても凝っている。
そして二階の一角に温泉の入口がある。
夫婦・家族・カップルで来た人用の「待ち合わせ時計」設置が、ここの細やかな気配りを象徴している。
そして昭和レトロな館内だけでなく、温泉も満足度高いものだった。
浴室に入ると、洗い場と浴槽があるエリアの間にガラス扉があった。そんな作りの施設はこれまで未体験だったので「なぜに?」と首を傾げたが、身体を洗い、浴槽エリアに向かっていき納得した。
屋内の浴槽エリアと屋外の露天風呂エリアが完全につながっているのだ。
湯船の縁から天井までの大きな窓ガラスが蛇腹式になっていて、完全に開放状態になる方式。オープンテラスのカフェをイメージしてもらえばいいだろう。
屋内の浴槽エリアも半露天状態なのだ。
露天風呂には段差が設けられており、一番手前は大きなぬる湯の風呂。
こちらの湯は、ゆっくりと浸かっていただくために温度を低めに設定しています。 地下1300㍍から湧き出た大地の恵み「みさと温泉」は、特に慢性的な病には薬や外科的治療の及ばない効果を発揮することがあり、「湯治」を目的にする療養泉となっています。 また、別名「熱の湯」「温まりの湯」とも言われ、黄金色の湯が身体を芯から温めます。空を眺めながらゆっくりつかることで身体を癒すことができます。
中段にゴロンと休むための木のデッキのようなところがあり、寝湯も。そして一番高いところは岩風呂で温度高め。
熱いお湯に浸かりたい方のために、地下1300㍍から湧き出た大地の恵み「みさと温泉」の設定を高めに設定しました。他の露天風呂よりも一段高い位置に座しているため、開放感と空との一体感も楽しめます。
高さを変えることで雰囲気も変わり、長い間湯船めぐりしていても飽きない。
温泉は黄色みを帯びたお湯でかなりしょっぱく、傷口にちょっとしみた。
大きな小判型の信楽焼の壺湯も並べられていた。ゆったり大きく快適だ。
さらに「庵湯」と書かれた小さな建物があり、その中にも檜の木枠の湯船。
内湯にも、ジェット噴流でマッサージできる湯船や低周波電気で血行促進できる電気風呂などいろいろ。サウナは階段式でかなり広く、テレビも設置されていた。
長めに浸かっていたせいもあるが、湯上りも身体のぽかぽかはなかなか消えなかった。身体を温めてくれる効果の高い湯なのだろう。
お休みどころは、旅館の大広間風なお部屋。寝ている人がいたので中は撮影できなかったが、畳の上にごろごろと気持ちよさそう。
フロント脇には駄菓子など販売しているコーナーも。
車以外で行く場合は、JR三郷駅もしくはJR新三郷駅からバスで十分ほど。本数それほど多くはないので、事前に調べてから向かったほうがいいだろう。
館内も温泉も非常に楽しませてくれ飽きさせない場所で、気に入った。
神奈川や千葉にも同じ会社が運営する店舗があるので、機会見付けてそちらも行ってみたい。







































