早稲田天然温泉 めぐみの湯
JR武蔵野線三郷駅から歩いていける場所にある「めぐみの湯」。実はこのサイトを作り込んでいた2016年10月から11月にかけ、ずっとリニューアル休館中となっていた。
何度か公式サイトを見に行ったのだが状況変わらず、ホームページを開くと自動的に流れてくる「温泉♪温泉♪温泉♪めぐみの湯♪」という曲が耳にこびりついてしまうほどだった。
年末、三郷からも近い場所に住んでいる方と知り合う機会があり、遂に再オープンしたことを知った。「どこをリニューアルしたのかよくわからないだけど」と語るその方は、「でもあの温泉は、本当にお湯がいいんですよ!」と力説していた。
そんなわけで、ずっと気になっていた「めぐみの湯」遂に初訪問!!!
駅からは徒歩15分とちょっと距離があるが、線路沿いを歩いていくとあるので迷うことはない。路線バスもある。
自動券売機でチケットを購入し、フロントに出す。
同じ建物内にプールもあり(1Fがプールで2Fが温泉)、私が訪れた時間帯は、そちらに来ている人のほうが多かったようだ。
平日は1,000円/土日祝は1,100円と、周辺の日帰り温泉施設より2割以上高い料金設定。お湯自慢ゆえかもしれないが、ちょっと高い気も。
二階にあがり、お食事処の前の廊下を進むと温泉がある。
リニューアル前を知らないんだけど、非常にきれいだ。
そして浴室へ。
加温すらしていない掛け流しの源泉は濁った黄土色で塩分濃度も高く、皮膚から染み込んでくる感覚。露天風呂エリアは、半分以上が屋根で覆われた半露天。外側は高い塀で囲まれているので外は見えないが、湯船から空見上げられる。
ヨットの帆の形をした湯船と岩風呂の湯船2つにつぼ湯2つあり、岩風呂の方はかなり湯温高め。湯船の周りの岩は下の方が温泉成分付着なのだろう、赤くなっていた。
内湯は源泉の湯船が2つに普通のお湯でぶくぶく付きのものがひとつ、あと冷水の湯船。サウナは露天風呂の一角と内湯の一角にあり、内湯のほうはテレビ付きだった。
大きな湯船の奥の壁には、温泉のこだわりが大きく壁に掲げられていた。源泉の温度は46.1度で、そのため加温などせずそのまま湯船に注入できるとのこと。割と長時間浸かっていたこともあり、風呂からでてしばらくたっても、身体はしばらくポカポカしていた。
二階にはお食事処もある。
珍しくバイクではなく電車で来たので、ビール一杯だけ飲んでいくことに。
入り口で食券を買ってゆく方式。
広いお食事処。
・・・だが、平日20時台だからだろうか。誰もおらず。
温泉も非常に人が少なく、ちょっと心配になってしまう。
畳席も。
お食事メニューはリーズナブルで、おつまみもいろいろ。
温泉の後のビールは美味しい!
リニューアルオープンしたのは11月末なのだが、館内にはまだその時に贈られた観葉植物などがたくさん置かれていた。
靴箱コーナーに展示されていた、温泉掘削ビット。
その後ろには「シルト岩」と書かれ、20cm刻みの深度が描かれた容器がずらり並んでいた。シルトとは海底や湖沼底などに堆積した泥で、それが固まって岩石になるんだとか。