秩父川端温泉 梵の湯
荒川の川辺にたつ施設ということで以前からずっと興味を持っていた「梵の湯」。所属しているボランティア団体のお泊りBBQ企画企画が秩父であり、バイクで行くことになったので途中立ち寄ってきた。
場所は秩父鉄道皆野駅からタクシーで約10分。
荒川にかかる新皆野橋のすぐ脇だ。
入り口の看板にるとワンちゃんを温泉に入れてあげられるドッグランも併設されているそう。
入り口はこんな感じ。
ここの特徴は「重曹泉」。
関東一の重曹泉をうたい、濃度も国内屈指とのこと。
ちなみに「重曹泉」は以前の温泉の分類名称で、新しい泉質名だと「ナトリウム-炭酸水素塩泉」となる。
梵の湯の泉質は、ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉(低張性、アルカリ性)です。 濃度成分総計 2,569g/Kg 濃度が高く、関東でも屈指の重層泉となっております。お風呂の温もりは長く保ち、皮膚の脂肪を分解し洗い流すので、入浴後の爽やかさは格別です。
フロント前は広く、畳敷きになっている。
平日は770円、休日は3時間未満だと880円、それ以上滞在するフリータイムだと1,050円。岩盤浴は別料金で30分530円だ。
フロント前はちょっとした売店に。
きっと竹林でにょきにょき生えているのだろう。
美味しそうなこぶりのたけのこが200円・300円で売られていた。
さらにしいたけや特産のこんにゃくも。
さらに梵の湯の温泉の素も。
休憩室も畳敷き。
写真左側は少し高くなっていて2人用のテーブルが置かれていた。椅子的に腰掛けて使うこともできるようになっているようだ。
この休憩室の外のテラスがとってもステキな空間になっていた。
こんな感じ。
四人がけのテーブルが並び、外にはこの時期ならではの美しい新緑が輝いている。
写真の奥のほうに竹塀のようなものが見えると思うが、そこが多分露天風呂になっている場所だ。
そして樹々の向こうには荒川の清流。
浴室そして露天風呂から見える風景もまさにこれ。
水量はそれほど多くなく浅瀬だが、流れは結構急だ。
そして更に奥の方に進むと・・・
浴室の入り口がある。
ここで驚いたのは、浴室から見える風景。
女性浴室は、露天風呂も往々にして外部からの覗き見・盗撮防止のため高い目隠しを施されてしまっている場合が多いのだが、ここは浴室内からも大きな窓越しに荒川が一望できる。
先程、休憩室の外のテラス席から見た眺めそのままだ。
露天風呂は格子の柵が設けられているので、せせらぎは柵越しになってしまうが、それでもすぐ近くを川が流れていく中で湯に浸かっているというのはとっても気持ちがいいもの。ベンチもあり、川を見下ろしながら涼むことも。
短時間でポカポカと身体が温まった。
もうひとつよかったのが、ミストサウナが足湯と一体化していること。温度もあまり高くないので長く入っていることができる。
館内にはカラオケルームも。
あと離れのような貸切個室も用意されている。
今回は時間がなくて立ち寄らなかったが、お食事どころは2箇所あり、ひとつは「梵の湯食堂」。もうひとつは別の建物になっている「梵天茶屋」。こちらは秩父名物の「わらじかつ丼」もあるとのこと。
車でないとちょっと行きにくい場所だが、清流を眺めながら重曹泉につかれる梵の湯。ぜひ明るいうちに訪れて風景も楽しみたいところだ。