竜泉寺の湯 草加谷塚店
竜泉寺の湯は、一号店を名古屋にオープンした後、関東に進出し、高濃度炭酸泉ブームの仕掛け役となったとも言われているところ。埼玉県では、2016年9月にオープンしたこの草加谷塚店が初だ。
建物の3階から5階までが立体駐車場。バイク駐車場もそこで、大型バイクが何台も停まっていた。秩父・長瀞紅葉ツーリングからの帰途の人などもいそうだ。
入るとなにやら賑やかな館内の雰囲気。子供の声も至る所から響いている。
そっか、日曜日の夕方だ!!!
それを完全に忘れて来てしまった。
珍しいことにここは、土日祝でも特に入館料の値上がりはなく一律750円。
岩盤浴は別料金で650円(時間制限なし)。朝風呂をやっている日帰り温泉施設も埼玉では数少ない。
自動ゲート式で、フロントはなかった。
館内着やタオルなども自動販売機でチケットを購入し、館内の専用デスクで引き換える方式だ。
それにしてもすごい人。ここまで混み合っているのは初体験だ。
オープンして2か月が過ぎたが、既にリピーターとして来ている人も多数いる様子。
お食事処。
ドリンクと軽食のカウンター。ビールなども買える。
一階の畳敷きお休み処。飲み会になっているグループもいるので、仮眠とかできる雰囲気ではない。
二階は岩盤浴エリア。
今回私は入浴チケットしか買っていなかったが、見学もOKとのことなので、下見兼ねて上がってみた。
足つぼやマッサージの部屋も。そして岩盤浴は7つの部屋に分かれている。
韓国の汗蒸幕もあれば幻想的な光のアロマ岩塩房も。
中央の広いスペースにはリクライニングチェアが並ぶ。ただしこれは岩盤浴利用者のみ。
畳ゾーンも同じく。
岩盤浴は時間制限なく使えるそうなので、土日など半日コースでやってきて、温泉と岩盤浴を交互に入るのもいいだろう。
家族連れ多く、ゲームコーナーも大賑わいだった。
そして浴室。
ここの自慢は何と言っても炭酸泉。
内湯と露天風呂に、計4つの炭酸泉がある。しかもうち2つはかなり大きな湯船だ。
露天エリアにある「ほたるの炭酸泉」は湯船の下にポツポツと灯りがともり、その色が変化してなかなか幻想的。壺屋は泡の湯。一人一人限られた天然温泉かつ炭酸泉の「はだかの王様の炭酸泉」など、湯船の種類も多い。
露天風呂といっても、実際にはその大半が建物につながった天井の下にある。天井ギリギリの高さまで塀があるので、外はもちろん、空もほとんど見えない、いわゆる半露天だ。
内湯には高濃度炭酸泉の大きな湯船と、低温の天然温泉、不惑の湯や電気風呂など、こちらも湯船の種類は多い。
大勢が殺到するのも納得だ。
外に塩サウナが、中にはタワー型でテレビもついた黄土サウナがある。
風呂上がりはお食事処へ。
こちらもなかなか大繁盛。
食事メニューもおつまみメニューも充実。
一休ラーメンは麺も美味しい。
さらにノンアルコールビール。枝豆と本日のおつまみセットは両方で330円とリーズナブル。
炭酸泉・岩盤浴が目当てという人にとっては、種類も多いここは非常に満足できるだろう。
ただ週末はちょっと混みすぎてイモ洗い状態でもあったので、できるだけ空いている曜日・時間帯を狙って訪れたほうがよさそうだ。







































