おがわ温泉 花和楽の湯(かわらのゆ)
2016年12月に併設ホテル「カワラホテル」もオープンした小川町の温泉施設。メディアでも取り上げられ、@nifty温泉でも2015年全国総合2位に輝いているその魅力はほんものだった。1,000円前後でこんな施設でゆったり過ごせるなんて嘘のよう。次は絶対、誰か誘って泊りがけできたいと思ったそんな施設だ。
場所は小川町の太い道沿いにあり、電車で来る場合、東武東上線・JR八高線のおがわ町駅から徒歩11分。
広い駐車場があり、入口で警備の人が車の誘導もしてくれているのだが、入った時点からとても感じよく、バイクを停めていたら「雨が降るかもしれないからもっと奥に入れたほうがいい」などと、他の自転車などを動かして詰めてくれたり、「これから遠くまで帰るなら、冷えないよう高濃度炭酸泉になるべくしっかり浸かったほうがいい」など気さくにアドバイスしてくれたり。
フロントで受付。
ゆったりプラン(1,080円)には館内着とタオルが付いているのだが、実は浴衣。
しかも柄がたくさんあって、選ぶのに困ってしまう程だ。
敷地も広いようで、中庭を囲んで長い渡り廊下が続く。浴衣の女性があちこちにいて、温泉旅館にやってきたような錯覚に陥る。
そしてくつろぎ処もあちこちに。
ここは本棚が置かれており、コミックなども。
くつろぎ処の近くにはドリンク注文できるカウンターも。
そしてお食事処。
中庭にも渡り廊下があり、さらに奥の建物へとつながっている。
紅葉が散らばった中庭。
外の渡り廊下。
地図によるとこの先にカフェバーや足湯があるのだというが、あまりの雰囲気の良さについつい写真を撮りまくってしまった。ここはもっと早い時間帯にきて、明るいうちから散策し、のんびり夜まで過ごすべき場所だった。
オープンしたばかりのホテルはこの先に。
シングルルームまであり、おひとりさまでも泊まりやすい。
渡り廊下はさらに続く。
裸足で歩いていたので、足の裏に木の感触がひんやりと心地よい。
足湯発見!
温泉からでた後、家族やグループで足湯に浸かりながらしばしわいわいおしゃべりなどもできる。
そして中庭越しにバーらしき場所も発見。
大きなガラス越しに、色とりどりのボトルが並べられているのが見える。素敵すぎる!!!
外にもテーブルが。
そしてバーカウンター。ライトアップした紅葉を眺めながらカクテル。
なんてのもいいなあ(バイクで来てなければ・・・)
一角には暖炉も。
カフェバーのメニュー。
飲み物もお手頃価格だ。
さらにコーヒーはセルフで無料で飲める(もしかしたら期間限定でかもしれないけれど)。
うたたね処。
障子の衝立で女性専用コーナーが区切られており、奥にはこたつも。
風呂上がりにこたつでごろ寝、いいかも♪
広い建物内をとりあえずぐるり一周探索し、大興奮したところでやっと浴室へ。
内湯はシンプルな湯船がひとつあるだけ。
洗い場がメインで、温泉は露天風呂へということなのかも。そんなわけで外に出てみてびっくり、広い!!!
大きな岩風呂がふたつ。ひとつは部分的にかなり浅いところと、しっかり浸かれるところとあり、同じ湯船の中で半身浴ができるようになっている。
一番奥の少し高い位置にあるのは「一期一湯」。
毎日一定時間ごとに全部の湯を入れ替え新しくしているのだという。
肌もつるんとする。
露天風呂の周囲を囲う塀の奥の雑木林はライトアップされ、オレンジ色に輝いていた。
建物寄りにある湯船は高濃度炭酸泉と深い立ち湯。割と長時間入っていたこともあり身体はしっかり暖まり、その後、再び館内の外廊下など歩いて散策していたが、火照りはなかなか消えなかった。
建物も温泉も、とにかく大満足。
今回は入らなかったが、お食事処も中庭越しにみたところとてもお洒落な空間で、浴衣姿のカップルも多かった。
もう一度訪れたい場所はいくつもあるが、誰か誘って来たいと思うところはそれほどない。
ここはまさにそうで、できれば次は泊りがけできたい。
おすすめ。