小江戸はつかり温泉 川越店
雨の中バイクで国道254号を走っていたところ、突如道沿いに大きな看板が現れ、吸い込まれるように駐車場に入ってしまった小江戸はつかり温泉。夜22時半をまわっていたので、最終入館時刻を過ぎてしまっているのではないかと思いながら入っていったのだが、全然OKだった。
営業時間はなんと深夜1時までで、最終受付けは24時半。
そしてこんな時間も、若い人中心にお客さんが次々と入っていく。
駅からも遠く、基本車で来るしかない場所なのに、どういった流れでこれだけたくさんの人が遅い時間にくるのだろう?行楽帰りとかなのだろうか。
ラウンジと、奥がお食事処。
まもなくラストオーダー時間ということで、人はそれほどいなかった。
細長いお休み処も。
身体が芯まで冷え切ってしまっていたので、大浴場に駆け込んだ。
奇数日と偶数日で男女入替性とのこと。それにしても・・・
さらさらの湯?
ざぶーんの湯?
天候などにより停止って???
この日、女性風呂は「ざぶーんの湯」だった。
内風呂に入ると薬草の香り。
ひとつ、びっくりするような緑色の湯船があった。オリエンタルハーブとのこと。赤や紫は見たことあるけど、こんなにも濃い緑の湯は初めて見た。
入らなかったが、漢方薬草サウナもあったので、内風呂の薬草の香りはそこから流れてきているものだったのかもしれない。
露天風呂は広かった!
しかも湯船だらけ!!!と驚いたが、実は中央の大きなものは池で入浴はできなかった。橋で上を渡って奥の湯船に行けるようになっていた。
熱湯の湯船と、その上の段にぬる湯もあり、交互に入っている人も。ぬる湯は高台にあるため、露天エリア全体が眺められる。少し塩分含んだ褐色の湯。
そのすぐ横に建物があり、滝見の湯とある。中はどうも座り湯のよう。
一体どこに滝があるのかしらん、と思っていたら突如ザブーンとすごい音がして、天のバケツがひっくり返ったような水が上から勢いよく、下の池に向かって落ちてきた。
そっかこれが「ざぶーん」だったのか!!!
建物上部に巨大な桶のオブジェがあるのは見ていたのだが、それはただのオブジェではなく本当に水をためていたのだ。定期的にいっぱいになると「さぶーん」らしい。なかなか派手な演出だ。それを目の前で観れるのが滝見の湯だった。
あと壺湯も4個あり、人気でなかなか空かない。
やっとひとつ空いたので入ろうとすると背後の壁に「弱」と貼ってある。隣は「強」。温泉の濃度?と思ったら入ってすぐ理解した。電気風呂だった。
揉む、たたくとトーンが周期的にかわる、結構凝ったもの。
電気風呂はちと苦手な私も、これはマッサージ感覚で入れた。でも弱でも結構な刺激だったので、強は相当だろう。入る人は気をつけたほうがいい。
次に行くときは、もうひとつ「さらさらの湯」を体験してみたい。







































