ふるさとの湯
高麗川は、「こまがわ」と読み、その名は高句麗に由来する「高麗郡」から来ているそう。
その高麗川のほとりにある「ふるさとの湯」のちょっと手前に大きな橋がかかっているのだが、そこから建物を見下ろすと、奥に白く輝く富士山がかなり大きく見えた。
高麗川の清流をバックに美しい薄緑色の湯が満ちる日帰り温泉。晴れた日には富士山も見える川風爽やかな露天エリアが自慢。
これは本当に露天風呂から富士山が拝めるのかも!!!
自動販売機でチケットを購入し館内へ。
レンタルできる館内着のサンプルも吊るされていた。
建物外観がちょっとのっぺりした作りだったので、割と古い健康ランド的な施設なのかなと思ってしまったが、中は非常にきれい。オープンは2004年で、2015年にリニューアルオープンしたばかりのようだ。
お食事処。
頭部に仕切りがついてテレビ付きのリクライニングチェアが並ぶお休み処。
設備も整っている。
年末に訪れたのだが、正月にもいろいろイベントが用意されていた。
浴室は二階にある。
地上からだと富士山は住宅街に隠れてしまってもう見えないのだが、二階からだったら見えるかな?
お湯は黄色味を帯びていて、入ると肌がヌルヌルした感触に。
露天風呂は大きな展望湯船とひとまわり小さな変わり湯の湯船、あと反対側につぼ湯。
広々していて開放感もある。
周囲は塀で囲まれているが、展望湯船の先は途中から上がガラスの柵になっていて、それ越しに秩父連山と富士山がくっきり見えた。
湯船につかったままでは見えない高さのため、寒さに震えながら塀沿いで短時間見ただけになってしまったが、常連の方の話だと、雲がかかっていて見えない日も多いので、今日はラッキーだと
別の向きからは高麗川や橋も見え、近くを走っている高速道路もかなり近くに見える。もちろん肩くらいまでは目隠しの柵があるので裸体外部公開にはならない。
つぼ湯は少しだけ高い場所にあるため、浸かったまま山々も見渡せる。
風が強い日だったが、温泉の温度も高めで温まった。
女性更衣室でお客さんと話をしている清掃スタッフの方の話によると、一日・一週間を通じてそれほど混むこともなく、いつでも比較的ゆったり入れるとのこと。
お湯もよかったし、富士山が見える露天風呂は埼玉県内でも他にあまりないと思う。内湯には炭酸泉もあり、ゆったり入れる施設。近くの方はぜひ、天気のいい日にいってみてほしい。







































