なめがわ温泉 花和楽の湯(かわらのゆ)
先日訪れた「おがわ温泉 花和楽の湯」があまりに素敵で気に入ってしまったので、滑川町にある花和楽の湯にも来てみた。こちらは東武東上線森林公園駅から徒歩20分の場所。ちょっと遠いが、温泉に食事と長時間滞在しても飽きない場所なので、来る価値はあるだろう。
門をくぐって敷地内に入り、フロントのある本館に向かう途中で突如現れた足湯「道草」。他の建物からは離れているので、帰りに最後足湯で温まってという感じだろうか。
本館の入口はここ。
おがわ温泉同様、こちらも温泉旅館を思わせる風情。
フロント。
料金は館内ぎ・タオルセット込で1,080円。
18時以降に入館すると、タオル・館内着なしの「シンプルプラン(880円)」も利用できるが、日中はそれがないので自動的にレンタル込プランとなる。
入会金300円で「花和楽倶楽部」会員になると100円引き。
他に食事などの利用でポイントも貯まるそうなので、3回以上訪れることがありそうなら入会しておくといいだろう。
また公式サイトから事前チケット購入すると割引にもなる。岩盤浴も利用するなら事前に買っていこう。
売店。
お土産に喜ばれそうなこじゃれたものもいろいろ。
「まんがカフェ」と書かれたお部屋。
空いている時間帯で誰もいなかったが、テーブルやソファがくつろげる明るい部屋。
ここはいくつかの建物に分かれており、その間は木の渡り廊下でつながれている。
こちらはお食事処「楽膳」。
かなり冷え込んだ日だったため利用している人はいなかったが、屋外のウッドデッキにもテーブルが並べられ、軒下にもラタンチェアが並べられている。
寒くない日なら、芝生の庭を眺めながら、まったり湯上りタイムを過ごすことができるのだろう。
さらに渡り廊下を進んでいくと別の建物が。
こちらは有料の貸個室が並んでいる建物。
カラオケルームだ。
全部で5部屋あり、6人部屋から16人部屋まで。どの部屋も1時間1部屋750円とリーズナブル。16人部屋はミーティングルームとしても利用でき、平日は「ひとりカラオケ」も1時間500円で楽しめる。
ちなみに館内案内図はこれ。
(カラオケルームがあった建物がこの図には載っていないかも)
そして温泉のある建物へ。
こちらには「朝凪」「夕凪」という貸切家族風呂もある。
お休み処は畳部屋で、短めのマットが並べられていた。
「花和楽の湯 歴史探訪」と書かれた白黒写真が途中の通路に飾られていた。そこには「新田製瓦時代」と書かれている。ネットで調べたところ、もうひとつの「おがわの湯」は瓦工場の跡地だったそう。
フロントで渡されたレシート状の紙と引き換えにここでタオルと館内着を受け取る。
館内着は4種類くらいの柄から選ぶことができる。
上下に分かれた作りで、肌触りもいい素材。
そして浴室へ。
内湯は大きな長方形の湯船の周りにぐるり洗い場がある、どちらかというとホテルや旅館の大浴場的な作り。クリーム色基調の優しい内装だ。
お湯は少し茶色く色づいた塩分を含む湯。
なめがわ温泉の源泉はほんのり茶褐色の塩化ナトリウム泉で、保湿効果の高さから「子宝の湯」と呼ばれています。
大きなガラスから燦々と日が差し込み、外の庭もよく見える。
露天風呂は大きな広い庭園。
湯船は珍しい作りになっており、中央のちょっと小高く作られた植栽エリアの周りをくねりながら奥に続き、途中、浅くなりまた深くなり、ぐるり回り込んだところは浅い寝転び湯。
湯船を渡り歩かなくても、肩まで浸かったり、半身浴したり、あるいは寝湯を楽しんだりできるようになっている。
周囲は板塀で囲まれているが、敷地内には木もたくさん植えられ、野天雰囲気も。この日は寒く風も強かったが、真っ青な空には雲ひとつなく、湯気が風に吹かれどんどん横に流れていくのをじっと見ているだけで心地よかった。
ごろり岩に寄っかかりながら湯に浸かっていると、なんだかものすごく遠くにやってきた旅気分にも。
一角にはウッドデッキがありラタンチェアでくつろげるようにもなっていた。
日帰り温泉は、いくつもの湯船があるところがほとんどだが、ここは内湯にひとつ、露天エリアに大きなものがひとつだけ。物足りないかというとそんなことは全くなく、むしろゆっくり長く浸かっていられる落ち着いた雰囲気が気に入った。
温泉からあがった後、渡り廊下を歩いて本館に向かう途中に撮った写真。手前が屋内の浴室があるところで、その奥の塀の内側が露天風呂エリアのあるところ。緑いっぱいなのがわかるだろう。
岩盤浴。
こちらは本館にある貸切風呂。
温泉の後、昼食をとりにお食事処へ。
ここかなり広い。
手前は畳の部屋になっている。
奥の部屋はテーブル席。
天井までガラス張りで庭もよく見える。
大きなテーブルも。
若鶏と彩り野菜の黒酢炒め定食。
美味しかった!
温泉も食事も大満足。
帰り、出口で青い容器の中を覗くとカメが。
名前は「カワラちゃん」とのこと。
帰りに気付いたんだけど、路線バスでも来れるらしい。







































