杉戸天然温泉 雅楽の湯(うたのゆ)
先日、最大手温泉情報サイト「@nifty温泉」の2016年総合ランキングを見ていたら、4年連続でトップに輝いていたのが埼玉県内の日帰り温泉だった。それがここ、北葛飾郡杉戸町にある「雅楽の湯(うたのゆ)」だ。
以前からさいたま市にある「清河寺温泉」が大好きだったのだが、その姉妹店ということで期待も大!!!
建物やエントランスの雰囲気も清河寺温泉に通ずる情緒がある。
落ち着いた作りのフロント。
ここは館内着・タオルレンタルセットの料金のみで、平日は1,050円。
館内着が不要の場合は、貸出処でその旨伝えるとポイントを押してくれる。
フロント前のショップコーナー。
ガラス越しに外の庭なども眺めつつ、通路を進んでお食事処へ。
お食事処は2タイプあり、広いほうはビュッフェレストランの「いろどり」。
もうひとつが和食レストランの「みやび」。
ビュッフェレストランは、大人1,580円の食べ放題制で、料理は鳥のから揚げや天ぷら、カレーにデザートまで含め約45種類用意されているそう。残念ながら17時半前だったのでまだ準備中で、もうひとつの「みやび」でまずは食事をすることに。
こちらはそれほど広くはない。
テーブル席の他にカウンター席もある。
メニューはなかなか面白く、杉戸のB級グルメだったり、地元の高校生と開発したメニューなども。
せっかくなので珍しいものを思い、こちらもご当地B級グルメの「カレーつけ麺」にしてみた。麺は冷やし中華などに使われるような少し硬めでコシのある中華麺。カレーの上には粉チーズもたっぷりかけられていた。
出汁もきいたカレーは麺にもよくあって美味しい。
贅沢を言えばちょっとカレーがぬるすぎたのが惜しいところ。
営業前のいろどり。
この後、温泉を利用して出てきてもう一度覗きに来たら、家族連れ中心にかなり賑わっていた。
再び、通路から中庭を眺めながら館内を移動。
こちらはお休み処。
庭を眺めながら足湯に浸かれる場所もあった。
かなり冷え込んだ日だったにもかかわらず、何組もの人が楽しそうに談笑しながら座っていた。
こんなウッドデッキも。
軒下には吊り下げタイプの灯篭があり、雰囲気もいい。
テレビを見たり新聞を読んだりしながらくつろげるスペースも。
そしてメインの温泉へ。
以下は公式サイトから取得した写真だ(公式サイトで自由に利用してOKと書かれていたので)。
内湯はちょっと珍しい作りで、湯船がいくつかの場所にわかれていた。
扉で閉まる個室状態の部屋にあるのはシルキー湯。細かい泡で湯は完全に乳白色に濁っていた。湯船よりひとまわり大きいだけの部屋なので、湯気が立ち込めていて気持ちいい。
他にアトラクション湯、加熱・加温なしの生源泉湯。
ただシルキー湯を除くと、内湯にはそれほど人はいなかった。
やはりみな、露天風呂だ。
広い庭園。
背の高い巨木も二本あり、塀の向こうにはこんもりとした竹やぶ。
緑いっぱいの露天風呂だ。
屋根付きの大きな岩風呂があり、その少し上の段には一回り小さな熱湯。かなり高めの温度だった。壺湯もある。
寝湯は完全に身体沈められる少し深さがあるものと、身体の表面は外に出る中ぐらいの深さのもの。ごろり横たわると目の前に大きな木と竹やぶ。外側を向いているので人目も気にせず落ち着いて横になれた。
高濃度酸素泉はL字型になっており、やはり人気で人いっぱい。
人気も高く利用客もそれなりに多いが、どれもゆったりした大きな湯船なのでそれほど混みあって窮屈な感じはない(除く高濃度炭酸泉)。
露天風呂の屋根の端にも吊り下げ式の灯篭がぶら下がっていて暗くなるにつれさらに風情がでてくる。
今回は日没後にやってきたが、次来るときにはもう少し早い時間に訪れ、日中から夕方、夜にかけて変わる庭園の風景を楽しみたい。
テラスでビールを飲むこともできるようだ。
杉戸の有機米で作られたという純米吟醸酒も。
@nifty温泉の総合第一位受賞の告知の他、様々な雑誌で取り上げられた記事が壁に掲示されていた。「知られざる温泉大国」はまさにその通りだなあと。
エステ・マッサージメニューや・・・
カットサロンもリーズナブルな料金で利用できる。
東武伊勢崎線東武動物公園駅から無料送迎バスもでている。
東武動物公園とセットで訪れてもいいだろう。
平日利用の場合は公式サイトのクーポンも利用できるので、事前に確認してから行こう。







































